第2期生
(1975年度)
10周年記念誌より抜粋
第2期 副会長 手記
「成瀬少年野球教室」の誕生に至るまでの、プロセスの中で、結成の必要性、意義は判るものの、その組織作り、運営の方法等については、五里霧中の我々を、強力なパワーで誘導して下さった、小学校の石黒先生の御尽力には、ただただ頭が下がるばかりです。
「成瀬少年野球教室」が、今日なお存続、発展している礎は、当時の森屋校長先生を始め、諸先生方の青少年健全育成に対する、意気込みと深いご理解、温かいご指導、さらにはこの野球教室を運営するに当たり、積極的に参加され、その持てる情熱に傾注され、次代を託すに相応しい子供達を、自分自身の力で育て上げようと、文字通り寸暇もいとわず、ご協力くださった、数多くの関係者、父兄の方々、この両者の呼応に応える様に集まって来た意気盛んな子供たち、これらの三者が一体になり、初めて成し得た快挙であります。
爾来、他の先進クラブ活動を参考にしたり、幾度かの試行錯誤を繰り返し乍ら、野球教室の理想に近い形が、出来上がったものと思います。爾来、今日に至るまで、永却として培われて来た、結成時の、あの燃えるような情熱と、強固な精神力、これこそが拾年の風雪に耐え、野球教室が発展の一途をたどった原因ではないでしょうか。後援会組織が今日このように強化、充実した陰には、役員を始め各関係各位の並々ならぬご努力の賜物と存じます。
第2期 卒団生 手記
あの頃野球をやっていたということは、その後の私の人生において大きな自信として生きている。それは、私が中学で野球をやる時の自信にもなり、高等学校では、5年間野球を続けたということが大学受験に良い影響を与えてくれたからである。つまり、私が精神的にも身体的にも、今までに成長できたのは、野球によるところが大きい。
現在、私が確信を持って言えることは、児童期において運動ができる環境及び状態を子供たちに与えてやることが、その子の人間形成に良い効果をもたらすことです。
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